コード CC14-01
系列 系列:日本文学
授業科目 古典文学演習Ⅳ
副題 (『好色五人女』を読む)
副専攻 C1
担当者 深沢 了子
単位 4
期?曜時 通年 月4
対象学年 2?3?4年
特記事項

授業概要
 浮世草子の創始者、西鶴の代表作の一つ『好色五人女』を扱う。恋に殉じた女性達の物語を通じて、近世文学における女性について考えたい。
課題?評価
 発表、質疑応答、レポート(後期末)。
テキスト
 青山忠一解説『好色五人女』(勉誠社文庫)1575円
参考文献
 『西鶴事典』(おうふう)
 他は授業中に指示。
受講生への要望
 『好色五人女』は活字化されているが、くずし字のテキストを自分で翻刻してみよう。
 どこまでこだわって調べられるか、調べた事柄をどう結び付けていくか、関心の持ちようによって、発表の充実度は一目瞭然である。授業を受けるからには積極的に多くを学んで欲しい。
 なお、この科目の受講希望者は事前にpt老虎机游戏室で所定の手続きを済ませること。
授業計画
 初回は西鶴と当時の文学について講義をし、1章につき1人、担当を決める。くずし字の読み方についても時間を取って説明する。第1話第1章については深沢担当。受講者には、
 1 翻刻
 2 現代語訳
 3 語釈
 4 モデル論、問題点など
を主軸とした発表を行ってもらう。
 西鶴の作品は注釈書が多い。数種類の注釈書をつきあわせ、自分でも辞書類を引くことによって、確かな読みを志す。

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