コード MA35-01
系列 系列:I. English Studies
授業科目 英文学史概説2 A
副題 (Literature of Britain and Ireland in Historical and Other Perspectives II)
副専攻 M2
担当者 扶瀬 幹生
単位 2
期?曜時 後期 月4
対象学年 1(A)?2年
特記事項

授業概要
 「三つの柱」を構える本学英文科生全員の必修科目として、狭義の英文学の通史的概観や名作ガイドにとどまることなく、英文学を含めた広義の英語によるメディア?コミュニケーションに関わる視野と知見を時間的?空間的に拡げていきたい。受講者各自が「忘れがたいこと」「無視できないこと」を自ら発見し、ためらわず自分の言葉で語る能力の開発に主眼を置く。
課題?評価
 出席、課題(オンラインクイズと発見報告)、期末試験
テキスト
 ハンドアウトおよびオンライン資料として提示する。
参考文献
?A Web Companion to the Norton Anthology of English Literature(オンライン)
?Bloomsbury Dictionary of English Literature(オンライン)
?GALE: Literature Resource Center(オンライン、学内限定)
?ロバート?イーグルストン著/川口喬一訳『「英文学」とは何か――新しい知の構築のために』(2003)
受講生への要望
 受講者に期待されるのは、はじめから一様に「記憶」されるべきものとして用意された「英文学史」の習得ではなく、英文学史に因む受講者各自の「発見史」を自分の手で織り上げていくことである。
授業計画
?事前に各回の講義の基本事項をまとめた要点ノートをオンラインで提示。これに準拠して用意したオンラインのクイズで事前に予習しておいてもらう。(各自の練習状況は自動的にログに記録)
?授業は3週を1サイクルとして4サイクル行う。
?各サイクルの1-2週目は、要点ノートを解説?補足する形で、適宜作品や歴史的資料を参照しながら基本事項についての理解を固める。また第3週への準備として、受講者各自が講義で触れなかったことについて自ら発見し語ることを促すためのヒントを提供する。
?第3週目は受講者各自が事前にオンラインで投稿した発見報告を参照しながら、そのサイクルについての復習と話題拡充を図る。

 講義についても、受講者各自の発見報告についても、狭義の「イギリス」「文学」に話題を限定せず、さまざまな関連領域に自在に視界が開けるよう配慮したい。

各サイクルの時代区分は大体つぎのようになる:
1-3週:19世紀(1)
4-6週:19世紀(2)
7-9週:20世紀-現在(1)
10-12週:20世紀-現在(2)

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