コード BD30-12
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 12
副題 (政治家とリーダーシップ)
副専攻
担当者 関場 誓子
単位 2
期?曜時 前期 水5
対象学年 1年
特記事項

授業概要
 この授業では、表題にある共通のテーマのもとに、文章と、口頭の双方におけるコミュニケーション能力の育成、向上に努める。授業の共通のテーマは、「政治家とリーダーシップ」である。国民にとって望ましいリーダーとはどのような人物か、その国民はリーダーを評価する確かな目をもっているか、果たして「民の声」は常に「天の声」なのか、そこにポピュリズム(大衆迎合)の危険が潜んではいるまいか。授業では、そうした問題意識を持ちながら、指定された共通の文献をもとに議論をすすめていく。
課題?評価
 発表、議論、レポートなどで総合的に評価する。
テキスト
 『政治家とリーダーシップ』(山内昌之著)を含む論文を、授業中に指示する。
参考文献
 授業中に指示する。
受講生への要望
 コミュニケーション力とは、単なる技術の問題ではない。自分の中に伝えるべき思想や問題意識があって初めて、説得力を持つのである。各人がそうした意識を持って毎回の授業にのぞんでほしい。
授業計画
 最初の授業で、使用する文献を紹介する。その上で文章と、口頭の双方のコミュニケーション能力を、以下の手順で育成、向上させることに努める。
(1)文章力については、まず論文の書き方について、情報収集の方法、論文の基本的な構成、注の書き方等、基本的な事柄を指導する。また論文を書くにあたって守らなければならないモラルについても認識を深める。その上で、各人が共通の課題について、論文の作法を踏襲したレポート作成を試みる。そうした学びを通じて、作文と論文の違いを体験する。
(2)口頭でのコミュニケーション力については、毎週の授業で、共通の文献について、その週の担当の学生がレジュメを作成し、発表を行う。発表者以外の学生は、発表の内容を受けて、議論をする。各人が、しっかりと課題を読み込んでくることによって、初めて実りある議論が出来ることを自覚しなければならない。

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