コード DB64-01
系列 系列:日本史
授業科目 日本近現代史Ⅱ
副題 (近現代日本の政党)
副専攻 D1
担当者 真辺 将之
単位 2
期?曜時 後期 金5
対象学年 1(A)?2?3?4年
特記事項

学習目標
 「政党」をキーワードに、近代から現代にかけての日本の政治と社会の流れを理解し、あわせて近代史料の読み方を習得する。
授業概要
 講義形式で行う。幕末にアメリカで福沢諭吉が「全くわからない」と驚いた「外来物」としての政党が、今日のように当たり前の存在として定着するまでの歴史を、政治史?思想史?社会史などの多面的な角度から検討していく。また史料(活字史料)の読解を適宜交えて進め、史料を読む基礎的な力を養う。
テキスト
 特に使用しない。
参考文献?課題図書
 明治憲法体制の確立 坂野潤治(著) 東京大学出版会
 選挙違反の歴史 季武嘉也(著) 吉川弘文館
 昭和の政党 粟屋憲太郎(著) 岩波現代文庫
 その他適宜授業で紹介する。
受講生への要望
 前提知識が無くても理解できるよう分かりやすく説明するつもりであるが、皆さんも可能なかぎり学ぼうという主体的な姿勢で出席し、わからないところは遠慮なく質問するようにしてほしい。
評価方法
 出席状況および試験によって評価する。
授業計画
1.政党とは何か?
2.明治初期の政党観と政党の結成
3.帝国議会の開設と政党
4.初期の政党と「壮士」
5.明治後期の政党と官僚
6.大正デモクラシーと政党
7.昭和初期の二大政党制
8.政党と選挙
9.第二次世界大戦と政党人
10.政党とアウトロー集団
11.戦後政党の復活
12.五五年体制の成立
13.冷戦体制の崩壊と政党の再編
14.現代の政党理論
15.まとめ
自由記述欄

Copyrights 2009 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ