コード DD58-01
系列 系列:東洋史
授業科目 東洋陶磁史
副題 (中国陶磁史を中心に)
副専攻 D2
担当者 長谷川 祥子
単位 2
期?曜時 後期 月4
対象学年 1(A)?2?3?4年
特記事項

学習目標
 中国(ほかアジア圏)の陶磁史を学びつつ、やきものにおける基本用語を理解し、その歴史的な流れを、大づかみでも把握できるようにします。また、産地および焼成法、装飾技法等の確実な理解によって、各自の陶磁器鑑賞のレベルを高めることを目標とします。
授業概要
 授業は毎回、スライド(PC)を用いての講義形式で行います。各回、テーマに取り上げるジャンル(技法)の陶磁器を、歴史の流れに沿って解説、鑑賞してゆきます。中国のやきものを中心にすえての授業となりますが、その影響を受けて誕生した、朝鮮半島の高麗青磁や染付、日本の肥前磁器(古伊万里)などについても触れてゆく予定です。
テキスト
 なし
参考文献?課題図書
 平凡社版 中国の陶磁 ①~?(「青磁」、「天目」、「元?明の青花」など)
 美術館へ行こう やきものと触れあう<中国?朝鮮>、<日本> 新潮社
 別冊太陽 中国やきもの入門 伊藤郁太郎(監修)平凡社
受講生への要望
 この講義を受講される学生は、日ごろから陶磁器の見学に限らず、美術館?博物館の展覧会に積極的に出向き、実際に優れた作品を多く見ておかれることを望みます。美術史においては、その経験がないと作品理解が深まりません。
評価方法
 試験とレポート(一回)によって評価します。
 試験は、授業で取り上げた作品の画像を複数提示し、その作品解説を求めるものを予定。
 レポートは、展覧会見学(都内美術館)を課題とします。
授業計画
1.やきもの入門① 技法解説など
2.やきもの入門② 焼成方法?産地など
3.青磁 Ⅰ
4.青磁 Ⅱ
5.白磁
6.三彩(「唐三彩」を中心に)
7.黒釉陶磁(「天目」など喫茶茶碗を中心に)
8.釉下彩技法 Ⅰ-鉄絵
9.釉下彩技法 Ⅱ-青花(染付磁器)?釉裏紅 
10.釉下彩技法 Ⅲ-青花
11.釉上彩技法 五彩 Ⅰ-金~時代
12.釉上彩技法 五彩 Ⅱ-清朝の粉彩
13.(復習)
14.青磁と青花磁器-朝鮮半島と日本への伝播
15.五彩(赤絵)-日本への伝播と展開
自由記述欄

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