コード MM44-01
系列 系列:Ⅲ. Cultural Perspectives
授業科目 英語文化論[文学と電子メディア]2
副題 (transmediationとしてのラジオドラマ/ラジオドラマのtransmediation)
副専攻
担当者 扶瀬 幹生
単位 2
期?曜時 後期 金3
対象学年 2年
特記事項

学習目標
 Daphne Du MaurierのRebecca(1938)に基づくラジオドラマ(同年CBS放送)を教材に、音声メディアが文学作品に与える、またそこから引きだす魅力について検討し、それへの応答として受講者自身によるデジタルメディア作品制作を試みる。
授業概要
 紙媒体で出版された文学作品の電子メディア化として映像メディア(映画?テレビ)がその黎明期から今日に至るまで積極的なtransmediationを行ってきたことは周知の事実だが、音声メディアとしてのラジオも、映画とほぼ同じくらい早い時期から同様の取り組みを行ってきていることは意外と見落とされがちである。視覚に直接訴える映像メディアのアピールの強さが大きな要因と思われるが、聴覚に訴える音声メディアには映像メディアとは違った形で文学特有の言葉の世界に聞き手を引き込み、自由な想像の世界を開いてくれるという美点があることは看過できない。
テキスト
 初回に指示します
参考文献?課題図書
 The Mercury Theatre on the Air (Online)
受講生への要望
 多くをグループ作業によって行います。メンバーそれぞれの持ち味を生かしながら上手に楽しく協同作業をしてもらいたいと思います。
評価方法
 出席、割り当て課題の達成度、完成作品の上演?解説と質疑応答
授業計画
1.ラジオとラジオドラマの歴史
2.スクリプトの書き起こし
3.スクリプトの構成検証(シーン)
4.スクリプトの構成検証(ナレーションと会話)
5.パワーポイント?スライドへの割り付け(シーン)
6.パワーポイント?スライドへの割り付け(ナレーションと会話)
7.英語版字幕の作成
8.日本語版字幕の作成
9.手書きイラストの作成準備: Hitchcokの映画作品(1940)参照
10.手書きイラストの作成
11.字幕と音声の同期
12.手書きイラストと音声の同期
13.パワー?ポイントスライドショーへの統合
14.制作作品の発表と批評1
15.制作作品の発表と批評2
自由記述欄

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