コード JH56-01
授業科目 教育学演習2-6
副題 (音楽教育を考える)
副専攻 J1
特記事項
担当者 今川 恭子
単位 2
期?曜時 前期 火2
対象学年 3年

学習目標
 音楽教育をめぐる諸問題への認識を深め、自分なりに深く探求する。自分の経験を振り返り、実践し、資料を読み、討論を通じて考察を深め、音楽教育の根源的な問題に対する各自の見解を明確にしていく。
授業概要
 音楽を「教える-学ぶ」過程に含まれる問題を広く取り上げて、実際に自分たちで実践しつつ、文献を読んだり実証的なデータを集めたりしながら考えをまとめる。課題は、日本の音楽教育史、学校教育?保育、乳幼児期の学びと育ちの姿などから、受講生の興味関心に沿って柔軟に取り上げていく。
テキスト
 プリントを配布する。
参考文献?課題図書
 日本音楽教育学会編『音楽教育学の未来』音楽之友社、2009
 小川容子?今川恭子編著『音楽する子どもをつかまえたい』ふくろう出版、2008
受講生への要望
 身近な音楽教育の現象と、背後にある深い問題に対する好奇心をもってほしい。文献を読み、自分で実践し、聞き取りや観察をしてみて、根拠をもって自分なりの考えを深め、それを言語化して発表するというプロセスに、積極的に取り組んでほしい。
評価方法
 出席、課題への取り組み、討議への参加、レポート
授業計画
1.オリエンテーション
2.子どものときに歌った歌:インタビューと世代間比較
3.子どものときに歌った歌:歴史的観点からの検討
4.子どもと音楽:想像力と創造性はどこから(1)
5.子どもと音楽:想像力と創造性はどこから(2)
6.子どもと音楽:小学校における音楽づくりを考える
7.子どもと音楽:音楽を通した異文化理解の課題
8.障がい児と音楽
9.音楽教育の諸問題の探求:絶対音感、唱法、わらべうた、など
10.音楽教育の諸問題:どなって歌ってはいけないのか、など
11.グループワーク:発表に向けて
12.受講生による発表と討論
13.受講生による発表と討論
14.受講生による発表と討論
15.まとめ
自由記述欄

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