コード BD30-09
授業科目 基礎課程演習 9
副題 (東京の人類学ーフィールドワークを体験しよう)
副専攻
特記事項
担当者 石井 洋子
単位 2
期?曜時 前期 水5
対象学年 1年

学習目標
 大学での大切な学びの一つは、「書を持ってフィールドへ出かける」ことです。文化人類学を基礎としたこの授業では、現場主義をモットーとして自分たちの足で出かけ、自分たちの目と耳で発見し、仲間とのディスカッションを経てレポートを書くという社会調査の方法を体験します。学舎近郊の東京2~3箇所を舞台として、その歴史や成り立ちを綿密に調べた上で、現代社会の仕組みを具体的に知ることを目的とします。
授業概要
 授業の前半期では、フィールドワークに関する知識、文献調査やプレゼンの方法(レジメの作り方、パワーポイントの使い方等)、レポートの書き方、ディスカッションなど基礎的な学問手法について学びます。後半期では、東京の人類学(フィールドワークとディスカッション)を実施します。なお、フィールドワークの場所は話し合いによって決めます。
テキスト
 授業時に配布します。
参考文献?課題図書
 菅原和孝編『フィールドワークへの挑戦ー“実践”人類学入門』世界思想社(皆さんと同年代の人たちが書いた調査報告が掲載されており、読み物として面白い)
受講生への要望
 幾つかのフィールドワーク候補地から、興味あるテーマを選び、皆で訪れます。ジェネレクのない日の水曜4限から歩き始めたり、授業時間をオーバーする事もあります(負担過多にならない様に調整はします)。第一候補として、5月15日、6月5日、6月26日の3回のフィールドワークを考えています。フットワークが良く、創造力あふれる人が集まって下さい。なお、フィールドワークにかかわる実費(交通費や入館料など)は自己負担となります。
評価方法
 総合的に判断します。
授業計画
1.自己紹介、訪問場所の選定、グループ分けなど
2.大学授業の作法①:文献調査の手法を学ぶ(図書館ツアー)
3.大学授業の作法②:プレゼンテーションの方法
4.大学授業の作法③:レジメ?レポートの書き方
5.フィールドワークの準備?調査①
6.フィールドワークの準備?調査②
7.第1回フィールドワークの実施
8.事後プレゼンテーション、フィールドワークの準備?調査①
9.フィールドワークの準備?調査②
10.第2回フィールドワークの実施
11.事後プレゼンテーション、フィールドワークの準備?調査①
12.フィールドワークの準備?調査②
13.第3回フィールドワークの実施
14.ディスカッション、事後プレゼンテーション
15.まとめ、レポート提出
自由記述欄
 

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