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学長メッセージ

聖心スピリットを燃やして!

世界に開かれた知 一生を支える学びが始まります。

写真:聖心女子大学 学長 安達まみ
聖心女子大学 学長 安達まみ

フランス革命の混乱期に聖マグダレナ?ソフィア?バラによって創立された聖心の教育は、当初から、一人ひとりの人間をかけがえのない存在として愛するイエスの聖心(みこころ)に学び、自ら求めた学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深める女性を送り出してきました。まさに予測困難な時代である現代にこそふさわしい、行動する知性の育成です。

国際的なルーツをもつ聖心女子大学は1948年、新入生62名を迎えて日本最初の新制女子大学の一つとして開学しました。以来、本学はつねに「真の教養人」を育てる「リベラル?アーツ教育」に力を注ぎ、奥深い専門性と幅広い視野の両立を掲げてきました。このたび、ますます複雑化する現代を生きる力をつけるために、AI?データサイエンスの科目の必修化、および7分野からなる「聖心リベラル?アーツ群」の科目を設置しました。縦軸となる専門的な学問探求と横軸となるゆたかな教養が織りなす、世界に開かれた学びを通して、一人ひとりが「時代を超えるゆるぎない知」と「時代に働きかける知」を養い<個の力>を培います。

授業においても学生生活においても、リーダーシップを発揮する環境が整っているのも、少人数教育を基本とする女子大学ならではです。本学から巣立った先輩たちは、さまざまな人生の歩みの中で社会に貢献しています。彼女たちは、本学で培った聖心スピリットに支えられています。聖心スピリットとは「まわりの人が必要としているものに気づき、頭を使い、心を使い、手足を使ってよりよい状態をつくりだす」精神のありようです。

本年2023年、聖心女子大学は創立75周年を迎えました。わたしたちは世界を視野に、地域との絆も大切に、次世代のために緑を守り育て、みなさまを待っています。四季折々の花が咲く広尾のキャンパスにて。

聖心スピリット

社会やまわりの人々が必要としていることに敏感に気づき、頭を使い、心を使い、手足を使ってより良い状態をつくりだそうとする、そんなエネルギーを“聖心スピリット”と呼んでいます。