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教員が自らの教育活動をふり返る、FD研修会「ティーチング?ポートフォリオについて」を開催

7月30日(火)、聖心女子大学において、ティーチング?ポートフォリオ作成のためのFD研修会がワークショップ形式で開催されました。

ティーチング?ポートフォリオとは、各教員が自分の教育理念や授業実践を振り返り、自身の教育活動について「最も重要な成果の情報をまとめたもの」です。本学では、人的基盤の充実化の一環として、また教育改善?開発に資する目的で、2024年度から導入しています。

講師は本学教育学科の杉原真晃教授(教育方法学、高等教育論)で、短い講義の後、参加者は項目ごとの留意事項を聞きながら、早速ポートフォリオを作成しました。その後、作成したポートフォリオをグループに分かれて発表しあい、活発な意見交換?質疑応答が行われました。本年度は試行期間の位置づけですが、専任教員の約半数が参加して、有意義なFD研修となりました。2025年度からは全専任教員が作成し、本格的に実施されます。

参加した教員のコメント:
?日常的に考えていることも、改めて文字にすることで、自分自身の教育理念や目標を整理することができた。また、先輩の先生方のお考えを共有してもらうことで、今度の授業運営に対する意識も高めることができた。大変有意義な機会となりました。
?ティーチング?ポートフォリオの意義や活用の可能性について理解できたことに加え、実際に書いてみることで、学科カリキュラムと関連付けながら担当科目の意義を捉え直す機会になった。
?今年度いっぱいで退職する身なので、参加を迷いましたが、私のような人間こそ自分の授業をこうやってアーカイブ化する必要があるのだろう、と思いました。参加してよかったです。

(副学長(学務?大学院担当) 中川僚子)

講義の様子
グループワークの様子