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本学学生が「第9回相馬サムライフェス」にボランティアとして参加
「USHひとづくり?まちづくりボランティアin南相馬」5月期が実施され、6名の学生が「第9回相馬サムライフェス」にボランティアとして参加しました。
活動初日には、カリタス南相馬所長のご案内で南相馬市各所をまわった後、震災遺構?浪江町立請戸小学校、東日本大震災原子力災害伝承館などを見学しました。東日本大震災時とその後の南相馬市や周辺地域の状況、今なお続く福島第一原子力発電所事故の影響による除染土や処理水の問題、地域の過疎化の問題等について学びました。
サムライフェス前日は、南相馬市の高校生達と一緒に、子ども向けの遊びの素材作りや、子ども合戦?大人合戦の下準備を手伝いました。作業終了後は、高校生と大学生との交流会が行われました。高校生から大学生に、大学生活、部活動、アルバイトなどについて質問が出るなど、活発な交流が見られました。サムライフェス当日は、子ども広場、乗馬?甲冑体験のお客様対応を担当しました。プログラムの最後に行われた「戦国合戦」に、大学生2名も甲冑をつけて参加しました。
南相馬市のコミュニティのつながり、サムライフェスを成功させようと奮闘する高校生実行委員と地域の方々の熱いエネルギーを感じた3日間でした。参加した学生達からは「将来の夢や部活について一生懸命話す高校生の姿を見て、私達も頑張ろうという気持ちになった」「高校生が頑張る姿は、地域に力を与え、地域活性化へとつながっていくのだろうと考えた」などの感想があがりました。
(マグダレナ?ソフィアセンター長 杉本淳子)
*「USHひとづくり?まちづくりボランティア in 南相馬」は、東日本大震災と福島第一原発事故によって大きな被害を受けた南相馬市に、年に3回程度ボランティア学生を派遣する、聖心女子大学主催?日本財団ボランティアセンター共催の活動です。南相馬市より宿泊費のご支援をいただいています。
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