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株式会社ワコール?人間関係学科がプロジェクト型の産学連携授業を実施

本学では、企業などから与えられる実際の課題と提供データを活用して、社会調査法、統計学などの知識や方法論を学び、社会課題解決の意義と方法を理解する授業が多数開講されています。2023年度には株式会社ワコール人間科学pt老虎机游戏開発センター協力のもと、人間関係学科の学生が企業の担当者と意見交換を行いながら、新たなPR施策について提案を行う、プロジェクト型授業が開講されました。

ワコールでは3Dボディスキャナーを用いたセルフ計測により、自分の3D映像など詳しいボディデータを知ることができる「SCANBE(スキャンビー)」というサービスを提供しています。この授業では、学生たちが「SCANBE」を体験できる店舗を訪れ、体験と取材を行い、このサービスを若い世代にさらに浸透させる企画を立案しました。授業は9つのチームに分かれアイディアを競う形式で進められました。共有された調査データから、サービスを利用する人たちの社会的、心理的背景を分析。最後に、チームでまとめた企画をワコールの担当者の前でプレゼンテーションしました。

「現場で仕事をされている方と議論ができ、日頃の学習が実社会に役立つことを実感できた」との学生の声に対し、ワコール側からも、「将来の市場を担う若い世代の意見は貴重。斬新なアイディアもあって、今後のビジネス展開で活用できるのでは」とのコメントがありました。

今後も企業や諸団体と連携した授業を通して、学生がプロジェクトチームをつくり、自分たちの目線で、様々な社会課題に関する具体的な提言を行っていく予定です。

「SCANBE」についてくわしくはこちら

(人間関係学科教授 菅原健介)

SCANBE店舗の様子(撮影協力:SCANBE)
360度自分の体を見られる3D映像